「AIに仕事を奪われる時代が来る」と言われ始めていますが、どんな仕事がAIに代替されるのでしょうか。
私は本業で法人営業という仕事をしていますが、「営業なんて誰でもできる」と何度も言われたことがあります。
「誰にでもできる仕事はAIに代替されていく」と言われているなかで、法人営業はどのような立ち位置にあるのでしょうか。
私は法人営業職として働く中で、むしろ今後ますます「営業」という仕事こそが、人間にしかできない価値を発揮するのではないかと感じています。
一方で、私自身、副業でWEBライターやSNSサムネイル制作といった仕事も経験しています。
正直なところ、そちらはAIの進化によって代替されるリスクが高いと日々感じています。
文章生成やデザインは、ChatGPTやCanvaの進化を見れば一目瞭然。
特に単価の低いクラウドソーシング案件は、AIの進化によってどんどん価格競争に巻き込まれ、やがて「ほとんど人間がやらなくていい仕事」になる未来が見えています。
かつて私は、「フリーランスになって自由に働きたい」と思い、ライターで食べていくことを目指した時期がありました。
しかし今振り返ると、あのとき勢いで会社を辞めていなくて本当によかったと感じています。
もちろん、フリーランスという働き方を否定するつもりはありません。
ただ、これからの時代、会社を辞めてスキルひとつで食べていくのは、以前にも増して難易度が高くなっています。
その理由のひとつが、「ビジネスは結局、人と人とのコミュニケーションで成り立っている」という事実です。
法人営業はまさにその最たるもの。
メールやチャットで完結する単発のやり取りとは違い、大きな取引では必ず「人間同士の温度感」「信頼関係」「相手の表情や空気を読む力」が求められます。
そしてこれは、どんなにAIが進化しても、まだ代替することが難しい部分です。
実際、私が日々取り組んでいる法人営業の現場では、AIが提案資料を作ってくれることはあっても、「どこまで踏み込んでいいか」「今、相手が本当に求めていることは何か」を読み取るのは、最後は人間の仕事です。
電話一本、訪問一回で取引先との関係が大きく変わることもあります。
それは、単純な情報交換ではなく、人と人との信頼構築がビジネスの根底にあるからです。
世の中が「好きなことで生きていく」「フリーランスで自由に働こう」といった言葉にあふれる中で、あえて地に足をつけて「今、自分が持っているビジネススキルを磨く」ことの価値は、これからますます高まるのではないでしょうか。
AIが台頭する時代だからこそ、「人間にしかできない仕事」は何かを考えるべきです。
人間にしかできない仕事のひとつが、私は営業だと思っています。
そして、もし今、会社員として営業職に就いているなら、その環境を「捨てるべきもの」ではなく、「磨くべき武器」として捉えてみるのも悪くない選択かもしれません。



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