「最近、部下とのコミュニケーションうまくいってるかな?」
中堅社員や役職者の方は、こう感じることが多いのではないでしょうか。最近では、2~3年目でリーダーを任されるというような企業も増えてきていますので、若い方でもこう思う方がいるかも知れません。
マネジメントをする立場にとっては、部下との距離を縮め、上手く動いてもらうことが、プロジェクト成功の鍵となります。
そんな悩みを抱えている様々な年代の方々に読んでいただきたい「部下とのコミュニケーション方法」についてまとめてみましたので、ぜひ読んでみてください。
1. まずは「聴く」ことから
「話を聞くなんて当たり前だ」と思われるかもしれません。
しかし、大事なのは「徹底的に聴く」ことです。
部下が何か間違った意見を言ったりしても、彼らの言葉、声のトーン、表情から、目標達成への道のりや、その時の感情を丁寧に汲み取ります。
途中で気になる点があっても、すぐに質問するのではなく、まずは最後まで話してもらう。
これは、相手に「安心して話せる場だ」と感じてもらうための大切なプロセスです。
自分の言葉で語ることで、部下自身も考えを整理できますし、上司も彼らが本当に大切にしていること、困っていることを深く理解することができます。
2. 心をひらく「質問」
部下の話を受け止めたら、次は「質問」を通じて対話を深めます。ここでの質問は、単なる進捗確認ではありません。
例えば、目標達成がうまくいかなかった部下に対して「なぜ達成できなかった?」と詰問するのではなく、「達成が難しかったのは、どんな要因があったと思う?」と問いかけます。
この質問によって、部下は 自分自身 を責めるのではなく、客観的に状況を分析することができます。
さらに、「もし再度同じ目標に挑戦するとしたら、どんな工夫ができる?」と未来志向の質問を重ねることで、部下自身が主体的に改善策を考え始めます。
3. 「承認」と「共感」のフィードバック
何かの区切りでフィードバックを伝えるときには、具体的な行動や成果を挙げながら、感謝の気持ちを伝えることが大事です。
「〇〇さんの粘り強さがあったからこそ、あのプロジェクトは成功しました。ありがとう。」といった言葉は、部下の頑張りを認め、自信へと繋がります。
一方で、改善点についても目を背けるわけにはいきません。しかし、頭ごなしに「ここは直すべきだ」と伝えるのではなく、「更なる成長のために、この点は来年度の挑戦として捉えてみてはどう?」と、相手の意見を聞きながら共に成長を目指す姿勢を示します。
4. 気づきを促す質問
「この仕事を通して何か気づきはありましたか?」というシンプルな問いかけが案外効果を発揮します。
上司の視点から気づいたことを言うのではなく、部下の視点から考えさせることで、部下の主体的な内省を促すことができます。
場合によってはヒントを与えることも大事ですが、できる限り部下の自由な発想で考えさせるようにしましょう。
こちらでも気づかなかった新しい発見があり、上司としても勉強になる可能性があります。
まとめ
今回ご紹介したコミュニケーションスキルは、特別な才能やテクニックではありません。
相手を尊重し、真摯に向き合う気持ちがあれば、誰にでも実践できます。
部下との信頼関係を築くには時間と根気が必要ですが、日々の小さなコミュニケーションの積み重ねが、やがて大きな信頼へと繋がります。



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